「カーズ」「カーズ2」の盗作訴訟が棄却
2011年8月3日 11:18

[映画.com ニュース] 「カーズ」と「カーズ2」は自作の盗作だとして、無名の脚本家がウォルト・ディズニーを著作権侵害で訴えていた問題で、訴訟が棄却された。
ハリウッド・レポーター紙によれば今年3月、イギリスの脚本家ジェイク・マンダビル=アンソニーは、「カーズ」シリーズは自身のアイデアの盗作であるとして、ディズニーを相手に訴訟を起こした。マンダビル=アンソニーの主張によれば、20年前にカーレーサーを主人公にした「Cookie & Co.」という3部作を企画。2作目のタイトルが「カーズ」で、脚本のサンプルと46台の車のキャラクター解説、10台のキャラクターのスケッチ、さらに、商品化案まで用意していたという。
その企画書をディズニーに送付するとともに、当時ルーカスフィルムの重役だったジム・モリスに直接提案したという。ジム・モリスはその後、「ウォーリー」のプロデューサーとしてピクサー入りし、現在は同社でゼネラル・マネージャーを務めていることから、マンダビル=アンソニーのアイデアが「カーズ」として流用されたと主張していた。
しかし、カリフォルニア州の連邦地方裁判所のバレリー・ベイカー・フェアバンク裁判長は、「カーズ」シリーズと「Cookie & Co.」との間に共通点は見あたらず、そもそも「Cookie & Co.」が20年前の作品であることから時効が成立しているとして、訴えを却下。最近は、無名の脚本家による盗作訴訟が多発しており、コメディ番組「Modern Family」や「My Name is Earl」、アダム・サンドラー主演のコメディ映画「エージェント・ゾーハン」などが標的となっている。

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