元「たま」石川浩司、AKB48とのデッドヒートに困惑
2011年7月9日 19:05
[映画.com ニュース] 伝説のバンド「たま」の元メンバーたちの“今”を追ったドキュメンタリー「たまの映画」のDVD発売を記念し7月9日、メンバーのひとり、石川浩司が都内でトーク&ミニライブを行った。
バブル絶頂期にテレビ番組をきっかけにデビューし、「さよなら人類」が大ヒット。一躍、時の人となった「たま」だが、その後も時代にこびを売ることなくマイペースに突き進み2003年に解散したが、現在もライブを中心に活動を続ける元メンバーの姿を映し出す。
監督の今泉力哉とともに登場した石川は、50歳の誕生日を迎えたばかり。「(テレビ番組の)『いか天』でデビューしてから約20年。当時はピッチピチの20代でしたが50歳になりました。『人生50年』と言いますが、もう死んだも同然。新たに生まれ変わったつもりで、赤ちゃん気分でやり直したいと思います」とユーモアたっぷりに抱負を語った。
約2年前の撮影時を振り返り、「今より確実に2歳くらい若かった……」としみじみ。当時はダイエットで今より10キロほどやせていたというが、「あっという間にリバウンドした」という。DVDの特典には最近の活動の様子も収められており「あのころと今の体型の比較ができます!」と笑顔でアピールした。
発売されたDVDは一時、「Amazon」のランキングで「AKB48」と1位を争いデッドヒートを繰り広げた。「謎ですねえ。何でだろう? こんなアングラな人が……。AKBの子たちも僕らのことなんて知らないだろうから『何これ?』と思ったでしょうね(笑)」と首をかしげていた。
ミニライブでは、「たま」時代の楽曲で「いか天」で“グランドいか天キング”を勝ちとった際の最後の5週目に歌った思い出の曲「まちあわせ」など3曲を大音量で熱唱した。
フォトギャラリー
関連ニュース





