「フェリスはある朝突然に」続編製作へ?
2011年6月16日 11:17
[映画.com ニュース] 公開から25年を迎える青春コメディの傑作「フェリスはある朝突然に」(1986)の続編が製作される可能性が出てきた。
「フェリスはある朝突然に(原題:Ferris Bueller's Day Off)」は、故ジョン・ヒューズ監督の代表作のひとつ。米シカゴの高校生フェリス(マシュー・ブロデリック)が、仮病を使って学校を休み、親友キャメロン(アラン・ラック)たちと街に繰り出し、完ぺきな1日を楽しもうとする姿を描く。
続編企画は数年前に浮上したが、ヒューズ監督本人ではなく、脚本家のリック・ラピエが構想したもので、「Ferris Bueller 2: Another Day Off」と題された脚本を売り込んでいた。40歳を目前にしたフェリスとキャメロンが主人公で、ビジネスで成功したふたりがある日、仕事をさぼることを決めるという設定だ。
ずっと動きのなかった同企画だが、ラピエ本人がTwitterやブログで明かしたところによれば、ここにきて複数の製作会社が興味を示しているという。「脚本を読んでくれている人たちの名前を知ったら、みんなびっくりすると思うよ。興奮している」とツイートしている。オリジナルの公開25周年を機に続編が実現するかどうか、要注目だ。