イザベル・アジャーニ、元恋人の暴行事件関与の疑いで聴取
2011年6月16日 07:21
[映画.com ニュース] 仏女優イザベル・アジャーニが、元交際相手が暴行を受けた事件に関与した疑いがあるとして、警察に事情聴取されていたことがわかった。
アジャーニは2009年まで約5年間、著名な脳外科医ステファン・ダラジューさんと交際していた。英ガーディアン紙によれば、09年末、ふたりが別れた直後にダラジューさんが暴漢に襲われて重傷を負った事件は、アジャーニが自身のボディガードに指示してやらせたものだという匿名の手紙がダラジューさんのもとに送られてきたという。
ダラジューさんはパリ在住のセレブ脳外科医として知られ、これまでに故マリー・トランティニャンさんやシャルロット・ゲンズブールの手術を担当している。暴行事件が起こった時期は、やはり手術を担当したジョニー・アリデイの術後の経過が思わしくなく、アリデイのファンの犯行ではないかと取り沙汰されたというが、現在まで犯人は特定されていない。
今回、ダラジューさんが受け取った匿名の手紙を検察官に提出したため、アジャーニが聴取を受けることになったようだ。アジャーニ側の弁護人は、「(アジャーニには)ボディガードなどおらず、バカげた訴え。またしても、事実無根の噂と卑劣な嘘の対象となった私の依頼人こそ被害者だ」として、容疑を全面的に否定している。