桜庭ななみ、“父”杉田監督に「宝石のような女優に近づきたい」と宣言
2011年6月15日 17:00

[映画.com ニュース] 女優の桜庭ななみが6月15日、東京・銀座の山野楽器本店で行われた「最後の忠臣蔵」のブルーレイ&DVD発売記念イベントに、杉田成道監督とともに出席した。桜庭は19日の「父の日」にちなみ、「女優・桜庭ななみの父親である監督に」と杉田監督に手紙を贈り、「まばゆいばかりの輝きをもった大きな宝石のような女優に近づけるように頑張りたい」とニッコリ。思いがけないサプライズに杉田監督も、「ひとりの女優が大空に羽ばたいていく。いずれ手が届かないところに行っちゃうんだろうなと思いながらもうれしい」と感無量の面持ちだった。
池宮彰一郎原作の時代小説を、役所広司、佐藤浩市のダブル主演で映画化。赤穂浪士の吉良邸討ち入りで密かに生き残った瀬尾孫左衛門(役所)と寺坂吉右衛門(佐藤)という武士の出会いを通して、忠臣蔵の結末を描く。メガホンをとった杉田監督は第30回藤本賞・特別賞、ヒロインの大石内蔵助の娘・可音を演じた桜庭は第53回ブルーリボン賞新人賞を受賞した。
人気小説を映画化するにあたり杉田監督は、「時代劇はアクションがある場合は勧善懲悪で語られがちだが、これはアクションがないのでどう情緒を伝えるか、どう届くのかが心配だった」と述懐。キャスティングは「ほぼ100%思っていた形が実現できた」と語り、「(同作は)作品の色合いが可音の色で決まる作品。タッチがまるっきり変わってしまう」と桜庭の起用が同作の肝であったことを明かした。
桜庭は時代劇に挑戦するにあたり、クランクインの一カ月前から杉田監督とともにリハーサルを行ったという。「『セリフにするな』というアドバイスをもらったけど、すごく難しくて。ちょっとだけ成長したかな」と話した。1シーンごとに指導を行った杉田監督は、「『私は必要じゃないの?』というシーンで、こんなに成長するのかと思った。女は化ける」と絶賛した。
「最後の忠臣蔵」のブルーレイ&DVDは、6月15日発売。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー