海老蔵「一命」は重厚感たっぷり 劇中写真の一部明らかに
2011年5月17日 06:00
同作は、滝口康彦が1958年に発表した「異聞浪人記」をもとに映画化。62年には仲代達矢主演の「切腹」として劇場公開され、翌年のカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞した孤高の名作だ。海老蔵、瑛太とともに、満島ひかり、役所広司という主演級の陣容がずらり勢ぞろい。貧しくても愛する人とともに生きることを願い、武家社会に立ち向かった誇り高きふたりの侍の生きざまを描く。

劇中写真では、井伊家で「切腹をさせてほしい」と願い出る浪人・津雲半四郎(海老蔵)の姿から目が離せない。背筋をピンと伸ばし、周囲を圧倒する緊張感が放たれている。ほか、半四郎が義理の息子・千々岩求女(瑛太)の肩を力強くつかみ、真剣な眼差(まなざ)しで見つめ合うカットも公開された。
撮影現場の様子も、重厚感たっぷり。三池崇史監督の演出に、熱心に耳を傾ける海老蔵と役所の姿は、静ひつさすら感じさせる。海外版タイトルは「HARA-KIRI: Death of a samurai」。カンヌでの公式上映は5月19日に決まり、三池監督と瑛太がと渡仏する。世界中の映画人たちが、三池ワールドの新たな境地にどのような反応を示すのかに注目が集まる。
「一命」は、10月から全国で公開。
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