神田沙也加、出産したら「ビシビシ厳しく育てたい!」
2011年5月15日 11:00
[映画.com ニュース] 「劇団☆新感線」の舞台を、映画館で上映する「ゲキ×シネ」の第9弾となる「薔薇とサムライ」の先行上映会が5月14日、東京・秋葉原のアキバシアターで行われ、同作で可憐なプリンセス、ポニー・デ・ブライボンを演じた神田沙也加がトークショーに出席した。
「薔薇とサムライ」は、09年に劇場公開された「ゲキ×シネ『五右衛門ロック』」に登場した石川五右衛門(古田新太)を主人公としたパラレルストーリーで、昨春に同劇団の30周年興行として東京、大阪で上演された。古田演じる五右衛門と、王位継承者として即位を強要された女海賊・アンヌ(天海祐希)のスリリングな冒険を新感線ならではのゴージャスな演出で描く。
神田は劇団☆新感線の舞台に初出演。もともと大ファンだったといい「世界観に入り込めるのがうれしかった。緊張半分、興奮半分。そしてファン目線ちょっと」と笑顔で述懐。母親の松田聖子は、舞台を見ることができなかったそうだが「ぜひゲキ×シネに連れて行きたい」と良き娘ぶりを発揮した。
今年はデビュー10周年で、現在は舞台やミュージカルを中心に活動。うち半分はオーディションを受けて役を獲得しているといい、「落ちることもよくあるんです。本当に悔しいけど、焦らないと自分に言い聞かせるだけ。努力といえば簡単ですが、小さな変化の積み重ねでしか前に進めない」。子育て中の女性客から「沙也加さんのような素直な子に育てるにはどうしたらいいか」と質問が飛ぶと、「祖母のしつけがくれたもの。食事や目上の人への接し方など厳しかったが、大人になった今は感謝している。私も子どもが生まれたら、ビシビシ厳しく育てたい」と語った。
ゲキ×シネ「薔薇とサムライ」は6月25日から全国45スクリーンで公開。「ゲキ×シネ」史上最多館での公開となる予定だ。