タランティーノ監督&C・ワルツ、新作ウェスタンで再タッグ
2011年5月2日 11:51
[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督が、次回作で自身が愛してやまないジャンルのひとつ、マカロニ・ウェスタンに取り組むことがわかった。
米Deadlineによれば、同監督が脚本を手がけた新作のタイトルは「ジャンゴ・アンチェインド(Django Unchained)」。直訳すると「鎖を解かれた(自由の身になった)ジャンゴ」という意味だが、ジャンゴといえば、1966年のマカロニ・ウェスタン「続・荒野の用心棒」(セルジオ・コルブッチ監督)ほか一連の作品でフランコ・ネロが演じたキャラクターの名前だ。さらに、三池崇史監督がマカロニ・ウェスタンにオマージュを捧げ、タランティーノが出演した作品のタイトルが「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」だった。
ストーリーの詳細は不明だが、脚本はすでに完成しており、前作「イングロリアス・バスターズ」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したクリストフ・ワルツの出演が決定しているという。なお、3月上旬には、前述のネロが本作に出演すると自ら明かしていたが、現時点では確認されていない。
プロデュースを手がけるのは、「パルプ・フィクション」のステイシー・シェール。今秋のクランクインに向け、これから急ピッチでキャスティングが行われるものと見られている。