ブラマヨ小杉“薄毛の錬金術師”になりたい!?
2011年4月24日 20:22
[映画.com ニュース] 人気お笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一と吉田敬が4月24日、ゲスト声優として出演することになったアニメ映画「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」の公開アフレコを、都内のスタジオで行った。ブラマヨのふたりが、劇場版アニメで声優を務めるのは初めて。小杉は、「いつか“薄毛の錬金術師”になって、髪の毛を錬成したい。ヒーハー!」と笑いを誘った。
原作は“ハガレン”の愛称で知られる荒川弘の大人気漫画「鋼の錬金術師」。2003、09年と2度にわたりテレビアニメ化された。同作は、05年に公開された「鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」に続く劇場版第2弾。壮絶な歴史を抱えた街テーブルシティを舞台に、未知の錬金術のナゾに立ち向かうエルリック兄弟の死闘を描く。ブラマヨのふたりは、谷底にあるスラム街の住人のサントス(小杉)とカルロス(吉田)を演じる。
小杉は、コミック全巻をはじめ大判画集も集めるほどのハガレンファンとあって、「昨日の夜から演技プランを考えながら練習した」と気合いも十分。「もうすぐ生まれる子どもに見せてやりたい」と父親の顔をのぞかせた。一方の吉田は予備知識ゼロだといい、手にしたブラックハヤテ号のぬいぐるみも「自分が今、何を持っているのかわからない。UFOキャッチャーにあっても絶対狙わない」。それでも「もともと台本にあったセリフ量が、今日、スタジオに来たら、3分の1になっていた」と不服そうな表情だった。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」シリーズの村田和也監督がメガホンをとり、総作画監督は「東京ゴッドファーザーズ」の小西賢一が担当。脚本は「ホワイトアウト」などで知られる小説家・真保裕一。今年、結成20周年を迎えた人気ロックバンド「L'Arc~en~Ciel」が前作に続き、主題歌を手がける。
「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」は、7月2日から全国で公開。