庵野秀明、実写初プロデュース「監督失格」特報も企画・構成
2011年4月22日 22:00
[映画.com ニュース] 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの総監督を務める庵野秀明が、実写映画初プロデュースする「監督失格」(平野勝之監督)の特報を、映画.comが独占入手した。また、4月23日から上映劇場で配布されるティザービジュアルも公開された。
平野監督にとって約11年ぶりのメガホンとなる同作は、元恋人で2005年に34歳で死去した女優の林由美香さんとかかわった15年間にわたる記録と、新撮した映像で構成されたドキュメンタリー。平野監督の「由美香にケリつけないと何も次が出来ない。そのためにもう一度、由美香と向き合う」(庵野コメントより)という並々ならぬ決意に、庵野も協力を快諾した。
特報は、庵野自らが企画・構成を担当。今作を製作途中の平野監督が、自宅で自らにカメラを向け「どうにもならない現実……、どうしていいかわからない」「逃げちゃまずい」「仕事として割り切らないとできません」「終わらせ方がわからない」などとカメラに向かって独白し続ける。本編映像はほとんど出てこないが、平野監督の魂の叫びから作品の本質が垣間見え、片ときも目を離すことができない。
庵野とともに製作を手がける甘木モリオは、「映画らしい映画を見てもらいたい。低予算のインディーズ作品でも、企画やアイデア次第では大勢の方々が見てくれることもあるんだ、という成功例をつくって映画界に一石を投じたい。何としても成功させたいんです」と真しな眼差(まなざ)しで語りながら、今作にかける強い意欲をうかがわせた。
「監督失格」(http://k-shikkaku.com/)は、9月3日から東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで独占先行公開。
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