「パイレーツ4」に大抜擢の仏若手女優「すごく仕事がしやすかった」
2011年4月20日 11:18

[映画.com ニュース] ジョニー・デップ主演で描く、大ヒットシリーズ第4弾「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」で、人魚のシレーナ役に抜擢(ばってき)された仏若手女優アストリッド・ベルジェ=フリスベが、自身の役どころについて語った。
同作は、シリーズ第4作で初の3D版。前作「ワールド・エンド」(2007)のラストで暗示された永遠の命をもたらすという「生命(いのち)の泉」をめぐり野望が渦巻くなか、海賊ジャック・スパロウ(デップ)が新たな大冒険へと旅立つ。
泉の秘密を握る人魚シレーナについて、「船乗りを怖がらせる危険な存在だけど、その危険なところこそが魅力でもあるの。シレーナは、他の人魚と違いとても純粋。宣教師のフィリップ(サム・クラフリン)と出会って目と目が合った瞬間、人間と人魚という種を超えて、それを忘れるほどにお互い通じ合うものを感じとるの」と説明し、人間と人魚の禁断の恋について明かす。
水中での演技にあたり、水泳や呼吸のトレーニングを受けたという。「水から出た途端にセリフを話さなければいけないところは苦労したわ。あとは、長い時では10~12時間も水に入ったままの撮影が続いたこと。耳が痛くなって大変だったわ」と、苦労を明かした。
デップや、ペネロペ・クルスをはじめとするベテラン勢との共演、そして製作スケールの大きさに圧倒されたという。「まず周りの役者さんたちの役づくりのうまさ、役にかける情熱、そしてみんながシナリオを深く読み込んでいることにすごく驚いたの」と話す。メガホンをとったロブ・マーシャル監督については、「まるで周りに誰もいないかのように集中させてくれて、でも同時に周りの人たちに気を遣いながら撮影を進めていたわ。彼はとても人間的に接してくれたので、すごく仕事がしやすかったの」と撮影を振り返った。
東日本大震災の影響により、3月24日に予定されていた日本でのファンイベントへの参加が中止となった。「今回このような悲劇が日本で起きてしまったことで、私自身、大変悲しく思っています。ただ、日本のみなさん、私たちも支えているということを覚えておいてくださいね」と、ファンを気遣うメッセージを寄せた。
「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」は、5月20日から全世界同時公開。

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