Google、YouTubeのチャンネル充実のため予算1億ドルを用意
2011年4月8日 15:20
[映画.com ニュース] 米Googleが、動画サイトYouTubeのオリジナル動画作成のために1億ドル近くの予算を用意した、とウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じた。
Googleは2006年にYouTubeを16億ドルで買収して以来、黒字化を目指している。YouTubeは世界3位のアクセス数で、アメリカ国内だけで月間1億1100万人のユニークビジターを誇る。しかし、平均滞在時間が2分14秒と短いため、広告収入の増加を目指すにはユーザー数だけでなく、滞在時間の増加が不可欠となっている。
そこで同社は、リビングでもYouTubeを視聴できる環境づくりと、映画やテレビなどのプレミアムコンテンツの拡充を目指してきた。視聴環境に関しては昨年、家庭用テレビでのインターネット利用を可能にする新プラットフォームGoogle TVを発売。しかし、優良コンテンツの獲得にはいたっていない。理由は、既存の映画やテレビのライセンス料が高く、ネットフリックスやHuluといったライバルと同等の金額が支払えないことにある。
そこで、自らコンテンツづくりに乗り出すことになった。アートやスポーツをテーマにした20程度のチャンネルを新たに開設し、毎週数時間、プロが制作したオリジナルコンテンツを放送するというもの。知名度のあるクリエイターやタレントの参加は必須で、ハリウッドのタレントエージェンシーと交渉を行っているという。
さらに、ハリウッド・レポーター誌によれば、ビバリーヒルズに新たなオフィスを構える予定で、YouTubeのスタッフが勤務することになるという。Googleが、エンタテインメント業界との距離をますます縮めることになりそうだ。
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