大野いと「高校デビュー」に触発? マッチョ彼氏願望を吐露
2011年4月2日 12:48
[映画.com ニュース] 河原和音の少女漫画を映画化した「高校デビュー」が4月1日、全国138スクリーンで公開。主演の溝端淳平、大野いと、「AKB48」の宮澤佐江、増田有華、英勉監督らは4月2日、東京・新宿バルト9で舞台挨拶に立った。
累計発行部数630万部を突破した同名原作は、部活ひと筋の中学時代をおくった晴菜(大野)が、高校生活で恋愛中心の生活を満喫するため、校内イチのモテ男である先輩ヨウ(溝端)から恋愛指南を要請するが、次第にヨウに思いを寄せていく姿を描く。
女優デビューを果たした大野は、「付き合ってみたいデビューをしたいです」と恋愛願望を告白した。溝端の「彼氏、欲しいの?」という問いかけに、「はい。バスとかで出会いたいです」と答え赤面。さらに、「ちょっと筋肉がある感じの人で、遊園地へ行って観覧車やお化け屋敷でいちゃいちゃしてみたい」と妄想を展開した。
一方の溝端は、6月で22歳になるが自動車の運転免許をもっていないそうで「教習所デビューしたい!」。所属事務所からは許可が取れたというが、「教習所へ通うスケジュールがない。これは、事務所が『取れるものなら取ってみろ』と言っているのだと思う。絶対に取ったろ! と思います」と話し、場内の笑いを誘っていた。
また、3月11日に起こった東日本大震災のチャリティの一環として、劇中でキャストが着用した衣装をオークションに出品する。この日、着用した制服も出品することが決定。溝端は、「日本に悲しいことが起こった、こういうタイミングに公開日を迎えるというのは、神様から『自分たちにできることをしなさい』と言われている気がする。この映画を通して、日本が少しでも元気になってくれれば」と頭を下げた。収益は、日本赤十字社を通して寄付されるという。