ピクサー、25周年記念パーティを開催 エミリー・モーティマーの姿も
2011年4月2日 06:58

[映画.com ニュース] ピクサーの25周年記念レセプションパーティが3月30日(現地時間)、米サンフランシスコ郊外のエミリービルにあるピクサー本社で、外国人記者を招いて行われた。
世界を代表する名門アニメスタジオのピクサーは、1986年に発足。ルーカスフィルムのコンピュータ部門グラフィックス・グループを、現アップルCEOのスティーブ・ジョブズが買収したのがきっかけだった。当初、ピクサーをハイエンドのコンピュータ会社にすることを目論んでおり、独自開発したピクサー・イメージ・コンピュータの高いグラフィック処理能力を披露するため、ディズニー出身のアニメーター、ジョン・ラセターがCGアニメーションを制作した。
高額なピクサー・イメージ・コンピュータはまったく売れなかったものの、CGアニメが高く評価されてCM制作の依頼が舞い込むようになる。その後、CM制作と並行して短編映画を数本手がけ、95年に公開した史上初の長編CGアニメ「トイ・ストーリー」が大成功したことで、完全なアニメーションスタジオへと変ぼうを遂げたという経緯がある。
25周年にあたる今年のピクサー作品は、ピクサーの立役者であるラセター監督の「カーズ2」だ。過去25年間で、最も印象的な出来事について「それは、5人いる息子のうち、誰の誕生日が一番印象的だったかと聞かれるようなものだよ」と前置きしたうえで、「あえて言うなら、『トイ・ストーリー』が公開されたときかな」と答えた。
レセプションパーティには、エド・キャットマル社長やピクサーの主要スタッフに加え、「カーズ2」の新キャラクター、ホリー・スウィフトウェルの声を担当する女優エミリー・モーティマー(「マッチポイント」「ラースと、その彼女」)らが参加した。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント