メラニー・ロラン、カンヌ映画祭司会に抜てき
2011年3月8日 18:05
[映画.com ニュース] 5月11日に開催される第64回カンヌ映画祭で、クエンティン・タランティーノ監督作「イングロリアス・バスターズ」(2009)で注目を集めた仏女優メラニー・ロランが、開幕式と授賞式の司会を務めることが明らかになった。
ロランは、タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」でナチスに家族を殺され、復しゅうを計画するヒロインのショシャナ役に抜てきされ、一躍世界から注目を集めた。現在28歳ながら、これまで20本以上の映画に出演しており、08年には自ら監督・脚本を務めた短編映画「De moins en moins」を発表。また、日本でもヒットした「オーケストラ!」(09)のヒロインを務めるなど、女優、監督としてフランス国内外で活躍している。
第64回カンヌ映画祭は、コンペティション部門の審査委員長を、米俳優ロバート・デ・ニーロ、短編部門の審査委員長をミシェル・ゴンドリー監督が務める。オープニング作品は、マリオン・コティヤール、オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、そして仏大統領夫人カーラ・ブルーニが出演するウッディ・アレン監督の「ミッドナイト・イン・パリ」だ。