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加藤浩次、悪役演じ「子どものテンション下がった」

2011年3月5日 14:10

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家族を舞台挨拶に招待したものの……
家族を舞台挨拶に招待したものの……

[映画.com ニュース] 国民的人気アニメシリーズの劇場版31作目「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 はばたけ天使たち」が3月5日、全国368スクリーンで封切られ、水田わさび(ドラえもん)、大原めぐみ(のび太)らレギュラー声優陣とゲスト声優を務めたタレントの加藤浩次が東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2で初日舞台挨拶を行った。

1986年の公開以来、名作としてファンの支持を集める「映画ドラえもん のび太と鉄人兵団」が25年ぶりに復活。地球を侵略するため、ロボットの星“メカトピア”から送り込まれた巨大ロボット・ザンダクロス。その持ち主だと名乗る不思議な少女・リルルと出会ったのび太たちは、地球を守るため鉄人兵団との戦いに挑む。

鉄人兵団の総司令官を演じる加藤は、劇中のコスチュームに身を包み「特注でつくっていだいた。家に持ち帰りたいくらい大変気に入っております」とご満悦。もともと「ドラえもん」のファンだったといい、「ダミ声をフルに生かしてくださいと言われ、皆さんの足を引っ張らないよう頑張った」と満足げだ。

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しかし、悪役とあって家族の反応はイマイチで「最初は喜んでくれたが、長男は急にテンションが下がって、『友だちに言えない』って」。この日は家族を舞台挨拶に招待したものの、「恥ずかしいからイヤだ」と拒否されたそうで、寂しげな面持ちだった。

水田は、「言葉では語りつくせない本当にすばらしい作品。私自身も自信満々」と胸を張った。「映画ドラえもん/のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い」でシリーズ史上初の女性監督となり、今回もメガホンをとった寺本幸代監督は「テーマは思いやり。昔、母から『いつも相手の気持ちになって考えなさい』と言われた言葉を思い出しながらつくった。子どもたちにも、思いやりを知るきっかけになれば」とアピールした。

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