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美ぼうの性同一障害日本人アーティストのドキュメンタリー ロッテルダム映画祭で快挙

2011年2月9日 18:57

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ドキュメンタリーが海外で評価されたピュ~ぴる
ドキュメンタリーが海外で評価されたピュ~ぴる
(C)2011「ピュ~ぴる」製作委員会

[映画.com ニュース] 現在、日本人コンテンポラリーアーティストとして世界的に活躍するピュ~ぴるの、芸術家として成功するまでの軌跡を追ったドキュメンタリー「ピュ~ぴる」(松永大司監督)が、1月に開催されたロッテルダム国際映画祭の観客投票でベスト10入りした。

男性として生まれたその体に違和感を覚えていたピュ~ぴるは、自ら制作した奇抜なコスチュームを身にまとってクラブに通い、その違和感を解消していた。やがてそのコスチュームが注目を集め、アーティストとして作品を発表、パフォーマーとして横浜トリエンナーレに参加。海外誌に作品が掲載されたほか、オランダのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館に作品が展示されている。

映画は、ピュ~ぴると長年の友人である松永監督が、性同一障害、失恋、去勢手術を経て横浜トリエンナーレでのパフォーマンスに至るまでの8年間を追ったドキュメンタリー。松永監督は映画「ウォーターボーイズ」(01)に俳優として出演している。

ロッテルダム映画祭での700本以上の上映作品中から、観客の投票ランキングの観客賞で「Biutiful ビューティフル」や「ブラック・スワン」などハリウッドスター出演のオスカー候補作がひしめくなか、日本の無名監督が撮ったドキュメンタリー作品にもかかわらず9位に食い込み、日本映画としては三池崇史監督「十三人の刺客」の8位に次いだ。

同映画祭プログラマーは、「この作品が素晴らしいことは疑いのないこと。しかし、ドキュメンタリー映画であるこの作品が、これほどまでに観客賞のランキング上位にあがることは非常に驚きである。数々の大作の中で、このような作品が観客から支持を受けることは本当に喜ばしいことである」とコメントを寄せている。

ピュ~ぴる」は3月26日全国で公開。

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