「インセプション」、視覚効果VES賞で4部門受賞
2011年2月4日 11:14

[映画.com ニュース] 視覚効果に携わるアーティストや技術者、スーパーバイザーなどで構成される業界団体Visual Effects Society(VES)が主催するVESアワードが2月1日、米ビバリーヒルズにあるビバリーヒルトン・ホテルで行われた。
第9回となる同賞において、クリストファー・ノーラン監督の「インセプション」が最多4部門を戴冠。さらにノーラン監督は視覚効果界への貢献を評価され、新設されたVES Visionary Awardを受賞した。
ノーラン監督といえば、安易にCGに依存するハリウッド映画の姿勢を批判していることで知られ、「インセプション」でも、美術や舞台装置を駆使した特撮に、CGをミックスさせることで驚がくの映像を実現させることに成功している。
壇上にあがったノーラン監督は、「VFXのスタッフは、不可能を成し遂げることに誇りを持っていることを知っている。不合理な要求に対してノーと言う勇気を持ってもらいたい」と視覚効果関係者を鼓舞するスピーチを行った。
また、20世紀最高の映像の魔術師と言われるレイ・ハリーハウゼンには特別功労賞が贈られた。
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