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東京・恵比寿ガーデンシネマ、17年間の歴史に幕

2011年1月4日 13:54

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老舗ミニシアターがまたひとつ閉館
老舗ミニシアターがまたひとつ閉館

[映画.com ニュース] 17年間にわたり世界各国の秀作を上映してきた東京の恵比寿ガーデンシネマが、2011年1月28日をもって閉館することが決定した。

ミニシアターブームのさきがけとなった同劇場は、1994年10月の開館以来、17年間にわたって数々の名作を上映し続けてきた。ゆったりとした館内に座り心地の良いシート、広くて採光の上質なロビーを兼ね備えた劇場として多くの映画ファンに親しまれてきたが、ついに惜しまれながらの休館を迎える。

巨匠ロバート・アルトマン監督の「ショート・カッツ」の大ヒットとともに開館し、その後も「スモーク」(ウェイン・ワン監督)、「ボウリング・フォー・コロンバイン」(マイケル・ムーア監督)、「モーターサイクル・ダイヤリーズ」(ウォルター・サレス監督)など数々のヒット作を上映。また、ウッディ・アレン監督の作品を数多く取り上げて人気を博し、くしくも最後の上映作品もアレン監督の記念すべき40作目「人生万歳!」となった。

なお、過去の選りすぐりのヒット作をリバイバル上映する「17年間ありがとうございました。“恵比寿ガーデンシネマ・ベストセレクション”」と題した特集上映が、1月15~28日に開催される。アレン監督の「ウディ・アレンの夢と犯罪」「マッチポイント」「さよなら、さよならハリウッド」を含む15本が上映される予定だ。

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