「相棒II」興収50億越えへ絶好のスタート
2010年12月23日 13:34

[映画.com ニュース] 人気刑事ドラマの劇場版第2作「相棒 劇場版II」が12月23日、全国329スクリーンで封切られた。主演の水谷豊、及川光博をはじめ、共演の小西真奈美、小澤征悦、宇津井健、國村隼、益戸育江、岸部一徳、六角精児、和泉聖治監督ら総勢14人は、東京・銀座の丸の内TOEI1で舞台挨拶に立った。
「相棒」チームは、水谷の代名詞である“サンキュー”にからめ、全国39カ所でのファン大感謝ツアー舞台挨拶を敢行。水谷と及川はこの日、東京・シネマサンシャイン池袋を皮切りに新宿バルト9、丸の内TOEI1(2回)、静岡ピカデリーと5回の舞台挨拶に駆けめぐる予定だ。水谷は、「僕は35回って聞いたのに強引に39回にしましたね。5泊6日の旅で家へ帰れないので、下着その他を持って来るように言われました。サンキュー」とジョークを交えながら客席に頭を下げた。
水谷の“相棒”を務め上げてきた及川は、「出来ることを精いっぱいやってきました。これからも精いっぱいやっていきたい。今年1年、僕はずっと神戸尊でしたので漢字一字で表すなら『尊』です」。ゲスト出演の小澤が「諸先輩方とご一緒できて勉強になった」と殊勝に話すと、水谷は「小先輩方? 小さい先輩?」とツッコミを入れ、場内の笑いを誘っていた。
今回の舞台は、警視庁本部内。幹部12人を人質にとった籠城事件が発生するが、水谷演じる杉下右京らの活躍で解決へと導く。しかし、警察庁幹部の不穏な動きによって過去の重大事件に関する事実が徐々に明らかになってくる。
第1作となる「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」は観客動員370万人、興行収入44億4000万円を記録する大ヒットを記録。シリーズ誕生から10年という節目の年となる今年は、テレビ朝日系で放送中のドラマ「相棒 season9」が平均視聴率19.8%と絶大な人気を誇っている。
22日までの前売り鑑賞券も好調に推移。前作「相棒 劇場版」対比で190.5%となる7万5776枚を売り上げたほか、興行収入51億1000万円を記録した「男たちの大和 YAMATO」対比では219.3%をたたき出した。配給の東映関係者によれば、「『男たちの大和』越えも十分にありえる」と手ごたえを感じている様子だった。
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