新海誠監督「星を追う子ども」で長編アニメ初主演・金元寿子を大抜てき
2010年12月22日 14:32
同作は、少女アスナが父の形見の鉱石ラジオで聞いた不思議な音楽をきっかけに、大冒険へと旅立つ姿を描くジュブナイル・アニメ。若者から絶大な支持を得る新海監督にとっては、青春をリアルに描いた連作短編アニメーション「秒速5センチメートル」以来4年ぶりのメガホンとなる。
主人公のアスナ役には、テレビアニメ「侵略!イカ娘」で主人公を演じた金元寿子が抜てきされた。相手役となる兄弟のシュンとシンに、人気声優の入野自由がキャスティングされたほか、井上和彦、島本須美、竹内順子、折笠富美子ら豪華ベテラン声優がそろった。
金元は、「初めて長編のアニメに出させていただいて本当に緊張しましたが、とにかく今の自分で精一杯やろうと思いました。アスナという役を通して、作品の深いテーマも考えさせられました」と意気込みを語った。入野は、「良い緊張感のなか、リラックスしながら良い雰囲気で(アフレコ)できました。 見てほしいポイントは『全て!』」と自信のほどをうかがわせた。
「星を追う子ども」は2011年5月から全国で公開。特製ポストカード集がつく先着特典付き劇場特別鑑賞券は12月25日から販売開始。