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妻夫木聡、七味唐辛子1本入りソバを「くだらない役者魂」で本気食い

2010年12月21日 11:02

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妻夫木の気合いに監督も笑顔で「OK!」
妻夫木の気合いに監督も笑顔で「OK!」
(C)真鍋昌平・講談社/2011「スマグラー」製作委員会

[映画.com ニュース] 「闇金ウシジマくん」のドラマ化でブレイク中の漫画家・真鍋昌平の初期作品「スマグラー」を、「鮫肌男と桃尻女」で知られる石井克人監督が妻夫木聡主演で映像化。このほど、主な撮影地となった千葉・木更津で妻夫木ほか、共演の永瀬正敏満島ひかり我修院達也、石井監督が取材に応じた。

同作は、妻夫木演じる役者志望のフリーター・砧が、借金返済のために始めた危険な荷物の運搬と処理をする「運び屋(スマグラー)」の仕事を通じて、人間として成長し奇跡を起こすという物語。「悪人」で高い評価を受けた妻夫木を筆頭に、永瀬、松雪泰子安藤政信ら豪華キャストの共演も話題だ。

妻夫木は、石井監督とは「鮫肌男と桃尻女」を見たときから「いつか一緒に仕事をしてみたいと思っていた」そうで、ついに念願成就。「毎日が充実した日々、この楽しさをかみしめています」と力強い口調で喜びを語り、石井監督の独創的な世界観を「コミカルでファンタジックで心打たれる、まるでおもちゃ箱のよう」と表現した。「石井監督の頭の中は理解できないけれど、理解できないことが安心というか(笑)。監督というおもちゃ箱のなかで、僕というおもちゃで遊んでもらっている。そういう感覚がすごく楽しいんです」と声を弾ませる。一方、石井監督は妻夫木について「すごく細かいところまでも気がつく俳優なので、妻夫木くん任せにしています」と絶賛した。

画像2(C)真鍋昌平・講談社/2011「スマグラー」製作委員会

この日は、木更津市内に実在する食堂を貸し切り、運び屋の砧(妻夫木)、丈(永瀬)、ジジイ(我修院)と組長の妻・ちはる(満島)の4人がソバを食べるシーンを撮影。一見シンプルだが、4人の会話がテンポよく展開する難しいシーンのひとつだ。特筆すべきは、妻夫木が永瀬に七味唐辛子を丸々1本入れられたソバを食べる場面。撮影用の七味が用意されていたにもかかわらず、「くだらない役者魂ですよ(笑)」と最後の1カットは本物の七味(中身の3分の2が本物)で撮影に挑んだ妻夫木。石井監督から「リアル! リアル! 素晴らしい!」とOKコメントが出ると「石井監督はOKなときは最高! とか素晴らしい! と言ってくれる。それがたまらなくうれしいんですよね」と満面の笑みを浮かべていた。

11月1日にクランクインした同作は、12月6日にクランクアップを迎え、現在は2011年5月の完成に向けて編集作業中。「スマグラー」は、2011年秋に公開予定。

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