スネオヘアー&ともさかりえ共演作、サンダンス映画祭へ
2010年12月2日 07:00

[映画.com ニュース] ミュージシャンのスネオヘアーと女優ともさかりえが共演した映画「アブラクサスの祭」(加藤直輝監督)が、2011年1月20~30日に開催される米サンダンス映画祭の「ワールドシネマ・ドラマティック・コンペティション部門」に正式出品されることが決定した。
同作は、現役僧侶で芥川賞作家の玄侑宗久による同名小説が原作。かつてロックミュージシャンだった僧侶・浄念(スネオヘアー)は、音楽への夢があきらめきれぬあまり、ノイズが聞こえるようになり、ウツ病患者として入院した過去を持つ。福島の禅寺に身を置き、薬を飲みながら自分の役割について考え続ける浄念はやがて、妻(ともさか)の反対を押し切り、ライブを実現させようと奔走する。音楽に向き合うことで必死に生きようとする僧侶の再生と、支えながら癒されていく周囲の人々の姿を描く。
インディペンデント映画の祭典として知られる同映画祭は、1978年にスタートして以来、これまでクエンティン・タランティーノやジム・ジャームッシュ、ロバート・ロドリゲスといった名監督を世におくり出してきた。また、近年は「フローズン・リバー」や「プレシャス」など同映画祭のグランプリ受賞作品は、アカデミー賞でも高く評価されていることから、良質な作品およびクリエイター発掘の場として注目を集めている。
今回、正式出品が決定したことを受けて、加藤監督は「福島から始まった『アブラクサスの祭』がサンダンス映画祭で世界に拡がっていくのはとてもうれしい。ロックが生まれた国でどういう反応が出るか、とても楽しみです」と喜びを語っている。
「アブラクサスの祭」は、12月25日から公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”ある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー