ロマネク監督、オーディション受けて念願の監督に
2010年10月31日 09:01
[映画.com ニュース] 「17歳の肖像」でアカデミー賞にノミネートされたキャリー・マリガン主演の「わたしを離さないで」が10月30日、東京・六本木ヒルズで開催中の第23回東京国際映画祭のコンペティション作品として公式上映され、来日中のマーク・ロマネク監督が会見とティーチインに出席した。
同作は、キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド 、キーラ・ナイトレイら豪華キャストが共演したヒューマン・ラブストーリー。ナゾめいた寄宿施設で育ち、過酷な運命に生きる3人の男女のきずなと恋を描く。
ロマネク監督は映像のカリスマと呼ばれ、ミュージックビデオ監督として過去3度のグラミー賞を受賞。映画監督としては2002年のロビン・ウィリアムス主演の「ストーカー」以来となるが、メガホンをとろうと思った経緯について「(原作のカズオ・)イシグロさんの小説は大好きで、すべて読んでいます。この原作の『Never Let Me Go』も出版された週に読んで泣きました。その後、何カ月も頭のなかから離れなくて……、もう一度読み返したとき、これは映画になるかもしれないと思ったんです。誰が映画化の権利を持っているのか調べて、監督のポストを狙ってオーディションを受けました」と明かした。
キャスティングに関しては「3人の大人の俳優たちと子役が似ていることが何よりも重要でした。キャスティング・ディレクターがいくつも学校をまわり、何1000人もの中から40人ほどに絞ってオーディションをしました」と語った。
「わたしを離さないで」は、2011年春から全国で公開。
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