「キック・アス」キュートなヒロインが初来日「目標はナタリー・ポートマン」
2010年10月28日 13:39

[映画.com ニュース] ブラッド・ピットが製作を手がけたヒーローアクション「キック・アス」に出演するクロエ・モレッツが来日し10月28日、都内ホテルで会見した。現在13歳のモレッツは、今回初来日となる。
同作はコミックオタクの高校生が、ネット通販で購入した自前のスーツとマスクで、悪と戦うヒーローアクション。その捨て身の活躍がネット上で話題となり、いつしか“キック・アス”の名で一躍有名になった彼は、特殊訓練を受けた美少女ヒーロー“ヒット・ガール”とその父“ビッグ・ダディ”とともに、犯罪組織に立ち向かう。モレッツはバタフライナイフを武器に戦うヒット・ガールを演じる。
約7カ月のトレーニングを経て、数々のアクションシーンをこなしたモレッツは「アクションの90%は自分で演じたの。バタフライナイフだって両手で扱えるようになったけど、周りから『危ないからやめておけ』って。だから映画の中では片手だけで持っている」と自信のアピール。撮影前には、参考のために「キル・ビル」を鑑賞したといい、「本当にクールで素晴らしかった」。モレッツ本人は「Mr.&Mrs.スミス」が大好きで、「ヒット・ガールを演じる上で、アンジェリーナ・ジョリーの影響を受けた」と語った。
父親役のニコラス・ケイジについては「とても優しくて、会ってすぐにきずなが生まれた。一緒に現場にいることですごく勉強になった」と述懐。ケイジは大のコミックマニアとしても知られるが、「実は私のパパもコミック好きで、ニコラスとすごく仲良くなったの。現場でも時間があれば、ふたりはコミック談義。正直『もういい加減にして』って思ったわ」と多感な年ごろの少女らしさを披露した。 そんなモレッツの“ヒーロー”はナタリー・ポートマンだといい「頭もいいし、才能もある。幼いころから演技をしている点は私にも共通しているし」。ふだんはレディ・ガガやクリスティーナ・アギレラを愛聴する現代っ子だが、「将来は『ロミオとジュリエット』のジュリエットや、『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラを演じたい」と古風な一面ものぞかせた。
「キック・アス」は12月18日から全国順次公開。
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