北乃きい「ラブコメ」初日に公開告白「監督好きです!」
2010年9月25日 15:19
[映画.com ニュース] モデル・女優として活躍する香里奈が6年ぶりに主演する「ラブコメ」が9月25日、全国10スクリーンで封切られ、香里奈をはじめ、北乃きい、田中圭、渡部篤郎、平川雄一朗監督が東京・新宿バルト9で舞台挨拶に立った。
男勝りな花屋の美人店長・真紀恵(香里奈)が、幼なじみの草食系アニメ脚本家・美晴(田中)と17年ぶりに再会し、もどかしい恋愛模様を繰り広げるコメディタッチの恋愛ドラマ。香里奈は、自由ほん放なヒロイン役に「オヤジっぽい女性だが、泣くときは思いっきり泣くといったギャップを意識し、女性らしい部分も出したつもり。私自身は、オヤジっぽいところは……ちょっとあるかもしれない」。一方、北乃が演じたのは真紀恵の友人・涼子役。昼間は花屋、夜はキャバ嬢という役どころで「今までで一番テンションの高い役。朝からアゲて(現場に)入っていた。香里奈さんがクールな役なので、温度差が難しかった」と振り返った。
香里奈は、自らが胸キュンする瞬間について「ギャップのある男性が素敵だと思う。美晴みたいな草食男子がここぞというときに、手を引っ張ってくれるとキュンとくる」。北乃は、「あまり思いつかない」と思案に暮れたあげく、「監督、好きです」といきなりの公開告白。「平川さんみたいな監督は初めて。気さくで面白くて、実際に演技を見せてくれたりした。自分が自由なので、自由な人にひかれます」と笑顔で語った。
美晴役の田中は、「アドリブを入れるとき、つい“オレ”って言ってしまって(笑)。美晴は自分のことを“僕”というので、気をつけてはいたんですけど」。真紀恵と美晴の恋を見守り、涼子と恋に落ちる西島を演じた渡部は「ずいぶん年の離れた北乃さんに失礼がないよう、初日は緊張していた。でも北乃さんが笑顔で迎え入れてくれて」と安どの表情。平川監督は「皆さん、ふだんはやらないタイプの役柄だったが、実際に演じてもらうとまったく違和感がなかった。だから監督としては何もしなかったです。見たら恋をしたくなる映画に仕上がったと思う」とアピールした。