高田延彦、男の戦いに必要なのは「恐怖を知ること」
2010年9月2日 15:34

[映画.com ニュース] サム・ワーシントン主演のスペクタクルアクション「タイタンの戦い」(ルイ・レテリエ監督)のブルーレイ&DVD発売を記念し、同作の男たちのアツい戦いに感銘を受けたという元総合格闘家で高田道場の高田延彦代表を直撃した。
同作は、ギリシャ神話の世界を舞台に、神々と人間の戦争に巻き込まれた半神半人の主人公ペルセウス(ワーシントン)が、自らの出自に葛藤(かっとう)しながらも、人間の勇者として神々が送り出す魔物たちと死闘を繰り広げていく姿を描くアクション大作。
高田は、「ターミネーター4」や「アバター」でも知られるワーシントンの魅力について「競争の激しいハリウッドの映画界で次々と大作に出ていながら、“青臭さ”を感じさせるところがいい。ファイトシーンもすごかった。体もシェイプされているし、あれだけしなやかに動けるのは、かなり前からトレーニングしていたはず」とプロの視点から分析してみせた。
そして、元格闘家として“戦いに必要なもの”について「“恐怖を知る”ということかな。前に進むためには、相手への恐怖心や負けることの怖さをどう克服するか考えなくちゃいけない。自分の体に、ひとつでも精度の高い武器を装着していきながら、恐怖と上手に付き合っていくのが大切」と語る。
ちなみに、典型的な“肉食系男子”の高田、ここ数年の草食系男子ブームについて「それぞれの生き方だからね。でも、なんで僕が肉食系って決めつけてるの?(笑) 僕は女性に対する態度は完全に草食系だと思う。愛妻家ですし。今、この取材受けている時間も、奥さんに会いたくて仕方ないですよ!」
最後に高田は「最初と最後のシーンで見せる表情がまったく違う。外見も内面も進化している」とあらためてペルセウスの勇姿を絶賛した。
「タイタンの戦い」ブルーレイ&DVDセットは発売中。実写映画初の3D版ブルーレイは10月6日発売。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)