島谷ひとみ20代最後の「赤毛のアン」に決意新た
2010年8月24日 15:21
[映画.com ニュース] “2万人の鼓動TOURSミュージカル「赤毛のアン」”の東京公演が8月24日、東京・新宿文化センターで行われ、4年連続で主人公アン・シャーリーを演じる歌手の島谷ひとみが取材に応じた。
エステーが1998年から主催するオリジナルミュージカル。13回目となる今年は、8月15日の札幌を皮切りに、同25日の東京まで全国8都市11公演を行う。島谷は、4年目となるアン役に「私の中のアン像がより明確になった。ステージ上で楽しめる余裕も出てきましたね」と手応えを感じている様子。ただ、今夏の猛暑はこたえているようで「今年は暑いですね」と思わずポツリ。公演期間中は食事と睡眠をしっかり取るよう心がけていると語った。
01年からは出演者をオーディションで選出し、今年は全国7都市で1147人が参加。地方公演出演者91人、全国公演出演者6人が最終合格者として選ばれたことについて「会場によってキャストも違うので、毎回同じものがない」。プロの俳優をはじめ、一般市民も出演しており「今年のキャストさんはみんな、テンションが高いんですよね」と振り返っていた。
20代最後の仕事として臨んだ本公演に、「いい汗かきながら、30代を迎えられるのがうれしい。いつまでも元気でかわいいアン・シャーリーであり続けたい」とアピール。シンガー活動はもちろん、同作との出合いが「大きな財産」だといい、「今後も好奇心旺盛に、深く穴を掘っていけるよう頑張りたい」と決意を新たにした。