ショーン・ペン、伝説の文芸編集者に
2010年8月6日 11:31

[映画.com ニュース] ショーン・ペンが、伝説の文芸編集者マックス・パーキンズの生涯を描く「ジーニアス(原題)」の主演オファーを受け、出演交渉に入っている。
全米図書館賞を受賞したA・スコット・バーグの伝記「名編集者パーキンズ 作家の才能を引き出す」が原作で、「ラスト・サムライ」「アビエイター」のジョン・ローガンが脚色を手がける。ペンが演じる予定のパーキンズは、F・スコット・フィッツジェラルド、アーネスト・ヘミングウェイ、トマス・ウルフらの編集を担当した人物で、全米で最も有名な文芸編集者と言われている。「ジーニアス」は、パーキンズと若きウルフの関係を中心に描く作品になるという。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、長年にわたり仕事をともにしてきたプロデューサーのビル・ポーラッドがメガホンをとるため、ペンが引き受ける可能性は高そうだ。ポーラッドは、ペンがメガホンをとった「イントゥ・ザ・ワイルド」(2007)をプロデュースしたほか、ペン主演で公開を控えている2作品、ダグ・リーマン監督の政治スリラー「フェア・ゲーム(原題)」と、テレンス・マリック監督のファンタジー「ツリー・オブ・ライフ(原題)」の製作総指揮を務めている。
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