大沢たかお、ファン2000人前に「桜田門外ノ変」完成報告
2010年7月26日 11:35

[映画.com ニュース] 大沢たかおが主演する「桜田門外ノ変」の完成報告会見が7月25日、茨城・水戸の千波湖畔にある“桜田門外周辺オープンセット”で行われ、大沢をはじめ、渡辺裕之、本田博太郎、渡部豪太、佐藤純彌監督が出席。歌手のalanが主題歌「悲しみは雪に眠る」を初披露した。
1860年3月3日、幕政の改革を目指した攘夷派の水戸脱藩士・関鉄之介(大沢)ら18人が、大老・井伊直弼を襲撃・暗殺した事件を通じ、幕末の志士の生きざまを描く時代劇エンタテインメント。会見場となったオープンセットは、水戸市が所有する約1万3000平方メートルの土地に、桜田門や彦根藩邸など江戸城の桜田門外周辺をほぼ実寸大で再現したもの。撮影終了後の今年2月20日から一般公開されており、この日は猛暑のなか約2000人のファンが大沢らを迎えた。
大沢は、「全身全霊で撮った作品。撮影中はとても寒かったが、ボランティアの方々が温かいものを出してくださり、エキストラの皆さんもじっと我慢してくれた。心から感謝します」と語った。佐藤監督も、「水戸の皆さんの熱い思いがあったからこそ、この作品は完成した。少しでも茨城の知名度が上がればうれしい」と話した。
水戸出身の渡辺は、井伊の首をとったことを確認する検視見届役・岡部三十郎を演じ「生まれ故郷で、日本の歴史の転換期を描く映画に出演できて光栄。改めて井伊直弼が憎たらしくなりました(笑)」と郷土愛を吐露。水戸烈士に軍資金を提供し、逃亡する関を支援する・桜岡源次衛門を演じた本田も水戸出身。だからこそ、「田舎から上京し40年。微力ながら、ふるさとにお返しができれば」と胸を張り、「亡き我が父に捧げる思いで演じた。おやじも喜んでいるはず」と感慨深げだった。
また、主題歌を披露したalanは「信念をもって一生懸命頑張るサムライの姿が格好いい」と大沢らの熱演にほれぼれした様子だった。
「桜田門外ノ変」は、10月16日から全国で公開。
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