リンジー・ローハン、独房の隣室はタレント
2010年7月21日 15:00
「映画.com ニュース」 2007年の飲酒運転に伴う保護観察条件に違反したリンジー・ローハンは7月20日朝(現地時間)、予定から10分遅れでカリフォルニア州ビバリーヒルズの法廷に出頭。その後、後ろ手に手錠をはめられて同州リンウッドの刑務所に移送され、90日間の懲役をスタートさせた。
同じ刑務所に収監された経験のある女性は、米ピープル誌に「新入りは皆、ほかの受刑者から『フィッシュ』って呼ばれるの。身分が低いんだぞってことを強調してね。初日には、通称『フィッシュ・キット』が配られる。ボロい袋の中に、小さい歯磨きのチューブと歯ブラシ、クリーム・デオドラントとシャンプー、石けんが入ってるの。全部ノーブランドで、質の悪いやつ」と所内の様子を語っている。
ローハンは、3.7メートル×2.5メートルの独房で暮らすことになるが、内部関係者によれば、隣の独房には芸能人のアレクシス・ネイアーが収監されているという。かつてリアリティ番組で人気を博したネイアーは、オーランド・ブルーム宅に強盗に入った罪で懲役6カ月に処されている。さらにネイアーの独房には、かつて同刑務所に収監されていたパリス・ヒルトンが暮らしていた。ヒルトンは「排気孔を通じて隣の女子とおしゃべりできて楽しかった」と当時を振り返っているため、ローハンもネイアーとの会話に癒されるかも知れない。
ローハンは食事を含め、この独房に1日のうち約22時間監禁されたままとなる。アルコールはもちろん、彼女が依存している喫煙も固く禁じられているし、インターネットにもアクセスできないため、ツイッターの更新もできない。出頭前夜、ローハンはツイッターに「私の知ってる『ブッキング』は、ディズニー映画の撮影スケジュールだけだったけど、まさか刑務所に『ブッキング』されるとはね。とほほ」と最後の書き込みを行っている。