「ポケモン」前売り券4年連続200万枚突破 興収50億へ好発進
2010年7月12日 20:10

[映画.com ニュース] 人気アニメシリーズの映画化第13弾「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者ゾロアーク」の特別前売り鑑賞券が、7月12日の集計で200万枚を突破し、4年連続の大台を達成していたことが分かった。
同作は、7月10日に全国369スクリーンで封切られ、公開2日間の観客動員60万602人、興行収入6億2947万1700円を記録。前作「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール/アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ」など例年の作品対比で、1週間前という公開時期にもかかわらず、興収50億円に向けて順調なスタートを切った。
過去12作の累計は動員約5255万人、興収約559億3000万円という圧倒的な成績を残している。2007年のシリーズ10作目からは“ダイヤモンド&パール”シリーズが始まり、前売り券の200万枚記録がスタート。11作目の「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール/ギラティナと氷空(そら)の花束シェイミ」では238万枚を売り上げ、ギネス世界記録TMに認定された。
96年にゲームボーイソフトとして誕生した“ポケモン”。全世界で2億本以上を販売したほか、カードゲームの累計販売数は全世界150億枚以上、テレビアニメの放送実績は74カ国に及ぶ。世界規模のブームを巻き起こしたモンスター級コンテンツだけに、同シリーズの前売り券記録は11年以降も継続されそうだ。
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