妻夫木聡&深津絵里、「悪人」李監督の“鬼”演出に感謝
2010年6月24日 16:31

[映画.com ニュース] 吉田修一の人気小説を妻夫木聡主演で映画化する「悪人」の完成会見が6月24日、東京・有楽町のザ・ペニンシュラ東京で行われ、妻夫木をはじめ共演の深津絵里、岡田将生、満島ひかり、樹木希林、李相日監督、音楽を手がけた久石譲、原作者の吉田が出席した。
妻夫木は、NHK大河ドラマ「天地人」の撮了とともに金髪にして撮影に臨むなど、並々ならぬ意欲で挑んだ。出会い系サイトで知り合ったOLを殺害してしまった祐一が、絶望の最中に出会った光代(深津)と逃亡する恋愛模様を軸に、事件に関係する人間たちの繊細な心理状況を丹念に描く衝撃作。
メガホンをとったのは、「フラガール」で2006年度の日本アカデミー賞をはじめ国内の映画賞を総なめにした李監督。原作を読んで、すぐに「ぜひやりたい」と快諾したそうで、原作の吉田と共同で脚本を執筆した。「どれだけのことを成し遂げられたのか分からないけれど、ひとつたりとも『これでいいか』とやり過ごすことがなかった」と納得の表情を浮かべた。
原作にほれ込んだ妻夫木は、マネージャーに権利関係を調べてもらったそうで「この役をやりたい!と思った初めての作品。根本的なことを全て見直して取り組んでみようと思った」と述懐。役作りで舞台となる長崎をひとりで訪れたり、土木作業員のバイトまでしたという。それでも、「自分ではさっぱり評価ができない。何が善で何が悪か分からないけれど、それぞれの中で答えを見つけていただけたら幸いです」と真しに語った。
李監督の粘り強い演出が話題にあがり、「監督の鬼のような演出に耐えられたのは深津さんがいてくれたおかげ」(妻夫木)、「撮影があまりにも過酷だったので、そのころの記憶がない」(深津)など、苦笑いで振り返った。それでも、「完成した作品を見て、今は監督に感謝したい。信じて良かった」と口をそろえていた。樹木は、「(李監督は)しつこいんじゃないの。そこまで高い完成度を願っているのよ。これだけ粘り強くしなやかでいられる若手監督が出てきたことがうれしかったし、その演出で皆が変わっていくさまを見ているのは幸せだった」と笑みを浮かべた。
「悪人」は、9月11日から全国で公開。
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