山本譲二、ワイン片手に酒にまつわる失敗談吐露
2010年6月22日 15:13
[映画.com ニュース] 歌手の山本譲二が6月22日、都内で行われた映画「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」の公開記念ガチ飲みトークショーに出席し、映画にちなんで酒席での失敗談を語った。
結婚式を控えたダグが、悪友3人とラスベガスで独身最後のバチェラーパーティを満喫。しこたま酒を飲んだ翌朝、ダグは行方不明になり、代わりに一頭のベンガル虎と見覚えのない赤ん坊がホテルの部屋に残されていた……。二日酔いで記憶を失った悪友3人の悪戦苦闘を描いたドタバタコメディで、本年度のゴールデングローブ賞作品賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞している。
芸能界屈指の酒豪として知られる山本は、トークショー本番前から控え室で飲酒。その様子が「ユーストリーム」で生中継された。金髪美女ふたりを従えて現れた山本は、すでにほろ酔い状態で「うちの夫婦関係は、治りかけのインフルエンザ。熱は冷めても、せき(籍)が抜けない」と冗談を飛ばし、美女を口説き始める始末。同作について、「感動するような名作じゃないですけど、酒好きの人間にとっては、ここまでハチャメチャにやってみたいなってあこがれはありますね。でも、こいつら(登場人物)はバカ!」とご機嫌に語った。
山本は、自宅で目覚めたのにもかかわらず浮気相手の家にいると勘違いし、「俺、帰らにゃいかん!」と慌てたという酒にまつわる失敗エピソードを披露。浮気がバレた際には、妻から離婚届を突きつけられたとあっけらかん。また、歌手仲間の吉幾三と銀座で1本数10万円する高級ワインを何本も空け、映画の舞台となったラスベガスでも「最低でも2億円は(カジノで)打った」と豪遊経験も告白。「ふだんは知性、理性、常識を大切に生きてますが、お酒が人間を変えるんですよ」と語る山本は、トークショー中もワインをグラス2杯飲み干していた。
「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」はワーナー・ブラザース映画配給で、7月3日から全国公開。