仲間由紀恵&鈴木京香“母娘”、着物姿で笑顔の主演作初日
2010年6月12日 12:50
[映画.com ニュース] 昭和初期から平成に至るまで三世代の女性の姿を描いた「Flowers フラワーズ」が6月12日、全国301スクリーンで公開。主演の鈴木京香、仲間由紀恵、製作総指揮の大貫卓也、小泉徳宏監督は、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2で舞台挨拶に立った。
主演のうち蒼井優、竹内結子、田中麗奈、広末涼子の4人はスケジュールの都合で欠席したが、鈴木と仲間はあでやかな着物姿で登場。鈴木は、椿柄の着物に身を包み「この映画に出演させていただいて母や祖母だけではなく、日本の風土にまで感謝しなくてはいけないと感じています」と感無量の面持ちだ。
一方の仲間は、チューリップ柄の着物姿で登壇し「私自身、(劇中に登場する)ふつうの女性たちからすごく勇気をもらった。皆さんも、それぞれの時代に身を投げ込んで何かを感じ取っていただければ」とニッコリ。2人とも、理想とする女性像に母親の名を挙げ「優しいけれど、強くて怖い。私も勇敢な女性になりたい」(鈴木)、「どんなに頑張っても届かない、越えられない存在」(仲間)と語った。
仲間は同作で、鈴木と広末の母親・彗(さと)を演じている。“長女”の鈴木は、「周囲の人たちからからかわれました。自分よりも若くて美しく、才能ある方を母に持てるなんて幸せです。(劇中の)レイヤードの仲間さんを見ると、『お母さん』と思ってしまいます」とはにかみ顔。「私のイメージはお母さんなんですか!?」とおどけてみせた仲間も、「すごくキレイな娘を産めて良かったです」と頭を下げていた。