ジェラルド・バトラー、アフリカの少年兵救った実在の活動家役に
2010年5月10日 18:03

[映画.com ニュース] ジェラルド・バトラーが、「007/慰めの報酬」のマーク・フォースター監督の新作「マシンガン・プリーチャー(原題)」で、アフリカの少年兵を救う活動に従事する実在の米活動家サム・チルダース牧師を演じることになった。
同作は、チルダース牧師の自伝「Another Man's War: The True Story of One Man's Battle to Save Children in the Sudan」を映画化するもの。1962年生まれのチルダース牧師は、20代のころまではドラッグとアルコールにおぼれる暴走族だったが、のちに改心して牧師に転身。90年代後半に初めて内戦下のスーダンを訪れたのをきっかけに、すべてを投げうって現地の子どもたちを救うことを決意したという。
スーダンとウガンダでは、これまでに3万人を超える子どもたちが、ジョゼフ・コニー率いる反政府武装勢力「神の抵抗軍(LRA)」によって誘拐され、兵士や性的奴隷として従属させられたと言われている。自ら銃を手にして敵地に乗り込み救出を行うことから、「マシンガン・プリーチャー(マシンガンを持った牧師)」の異名を持つチルダース牧師は、過去11年間で1000人以上の子どもを救出。現在も200人以上の子どもたちが暮らす孤児院を運営するなど、活動をつづけている。
なお、サムの妻リン役でミシェル・モナハン、夫妻の友人役でマイケル・シャノンの出演も決定。今夏のクランクインが予定されている。ちなみに、アフリカの少年・少女兵をテーマにした映画では、ユマ・サーマンがウガンダの少女兵を救った実在の修道女に扮する「ガール・ソルジャー(原題)」の製作が進行中だ。
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