ジェームズ・キャメロン、火星探査3Dカメラを開発
2010年4月30日 12:03
[映画.com ニュース] 「アバター」を撮影するために自ら3Dカメラシステムを開発したジェームズ・キャメロン監督が、今度はNASAの次世代火星探査車に搭載する高解像度3Dカメラの開発を手がけることがわかった。
キャメロン監督が開発する3Dカメラは2011年、火星に向けて打ち上げられる探査車「キュリオシティ」に搭載される。
カリフォルニア州パサデナにあるNASAのジェット・プロパルジョン研究所は07年、同火星探査計画が予定よりも遅れ、予算オーバーであることから、キュリオシティに3Dカメラを搭載するプランの規模を縮小していた。だがキャメロン監督は、今年1月にNASAのチャールズ・ボールデン長官と面会。火星探査に優れた映像システムを使用することは、一般からの同計画への興味を高めるとして新たな3Dカメラの開発を働きかけたという。
その結果、キャメロン監督は同カメラ開発プロジェクトの共同研究員に名を連ねることに。現在、サンディエゴを拠点とするマリン・スペース・サイエンス・システム社で、急ピッチで開発が行われている。
「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」
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