松山ケンイチがガッツポーズした堀北真希の行動の裏には…
2010年3月27日 14:57

[映画.com ニュース] 堀北真希が主演の映画「誰かが私にキスをした」が3月27日、全国247スクリーンで封切られ、堀北をはじめ共演の松山ケンイチ、手越祐也(NEWS)、ハンス・カノーザ監督が、東京・新宿バルト9で舞台挨拶に立った。
東京のインターナショナルスクールを舞台に、記憶をなくした少女ナオミ(堀北)と、彼女を取り巻くユウジ(松山)、ミライ(手越)、エース(アントン・イェルチン)の3人のボーイフレンドが織り成す恋模様を描くもので、堀北は「桜も咲いてきて、春に新しいスタートを切る人にぴったりのラブストーリーです」とニッコリ。映画のシチュエーションにちなみ、「3人の男性から告白されたら?」と聞かれ、「友だちに自慢します(笑)。一生ないと思いますけど」と謙そんした。男性陣は、「もし女性だったら、どの男性キャラクターが好きか?」との問いに、陰のあるユウジを演じた松山が「役にはどこかで自分とつながっているところがある。僕自身ややこしくて面倒くさくて嫌なんです(笑)。だからミライがいい。手越くんもすごくさわやかで好感がもてるし」と自虐的に語った。一方の手越も、「男っぽくてストレートに行動するエースがいい。ユウジはちょっとすみませんですが……」と告白。これには堀北が、「私は面倒くさくてややこしい人が好きなので、ユウジが好きですよ」とフォローして、松山が思わずガッツポーズで喜んだが、堀北は「(松山から)そういうリクエストが入ったので……」と暴露。松山が「言っちゃダメでしょ」と慌てて話し、笑わせた。
すでに台湾、香港での公開が決定しており、アメリカでの公開も交渉中。カノーザ監督は「この作品の目的として、この素晴らしい日本人の役者をお披露目したい、国境を越えたコラボレーションがしたいということがあったが、ハリウッドで試写をやったら、どうやったらこんな素晴らしい役者を雇えるんだと聞かれた」と誇らしげに話し、堀北も「日本を出てたくさんの人に見てもらえるのはうれしい」と海外公開に胸をときめかせた。
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