「NINE」プレミアで美の競演 桃井かおりは「出ると思ってた」と恨み節
2010年3月17日 21:44
[映画.com ニュース] 今年の第82回アカデミー賞で4部門にノミネートされたミュージカル映画「NINE」のプレミア試写会が3月17日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われた。会場にはレッドカーペットが敷かれ、タレントの山本モナ、女優の桃井かおり、吉川ひなの、石原真理、元「ピンク・レディー」の未唯mie、2010年ミスユニバースジャパン代表の板井麻衣子、09年同代表の宮坂絵美里、78年同代表で女優の萬田久子、各種ファッション誌のモデルらが続々と登場してイベントを盛り上げた。
「NINE」は、フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」が基のミュージカルを、「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が映画化。スランプ中の映画監督グイドが、周囲を取り巻く女性たちとの関係にも悩まされ、次第に幻想世界に陥っていく姿を描く。グイド役のダニエル・デイ=ルイスのほか、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ニコール・キッドマンら豪華オスカー女優陣が出演している。
マーシャル監督の「SAYURI」に出演した桃井は、「『SAYURI』の時に、ロブに『かおり、次は踊るよ』って言われたんで、私も出るのって思っていたんですけど、もう完成したってことは出ないみたいですね。今日帰ったらロブに電話して、今度高いご飯をおごらせます」と、あけすけな桃井節で完成を祝った。山本は「ケイト・ハドソンのダンスがかわいいんです。いろんなタイプの女性が出てくるので、皆さんなりに女性について考えてもらえれば」とPRした。
また、ミスユニバースジャパン現代表の板井は、劇中でニコール・キッドマンが使用したアクセサリーを身に着けて登場。前代表の宮坂とのツーショットで、映画さながらの“美の競演”を演出した。
「NINE」は角川映画、松竹の共同配給で3月19日全国公開。