「アバター」再編集版が、今夏全米で再公開へ?
2010年3月16日 15:54

[映画.com ニュース] ジェームズ・キャメロン監督と20世紀フォックスが、未公開映像を加えた「アバター」再編集版の全米再公開を企画していることが明らかになった。
米ハリウッド・レポーター誌が報じたもので、再公開の時期は今年の晩夏ごろを予定。おもに3DおよびIMAXシアターでの上映となる。またその際には、現在公開中の162分バージョンには含まれなかった未公開シーンが追加されるとのことだが、アナログIMAXシアターで上映できるのは最長170分までとなっているため、おそらくその範囲に収められることになりそうだ。
ただし、再公開の理由はあくまでも興行面にある。12月18日に全米公開された「アバター」は、3月に入っても北米2456スクリーン(うちIMAXが179)で上映されていたが、3月5日にティム・バートン監督の3D大作「アリス・イン・ワンダーランド」が公開されると、その規模は2163スクリーン(うちIMAXが8)へと縮小。結果的に、その週の興収は前週比41%のダウンとなった。「アリス・イン・ワンダーランド」は、「アバター」を超えるオープニング週末興収1億1630万ドル(約105億円)で全米映画史上歴代6位の大ヒットスタートを切っており、つまり「アバター」が近々3D上映館を取り戻す術もないということになる。
すでに全世界で26億ドル以上の興行収入を稼いだ「アバター」だが、キャメロン監督含めたプロデューサーたちはまだまだ満足していないようだ。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい超衝撃】世界中の観客が熱狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震える体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ