「鉄拳」実写版、日本最速公開に主演ジョン・フーも「エキサイト!」
2010年3月11日 11:31

[映画.com ニュース] 人気格闘ゲームをハリウッドで実写映画化した「TEKKEN/鉄拳」(ドワイト・H・リトル監督)のプレミア試写会が3月10日、東京・新宿の東京厚生年金会館で行われ、主演のジョン・フーが舞台挨拶に立った。
スラム育ちの青年・風間仁(フー)が、世界を牛耳る三島財閥に母を殺害されたことから、財閥の総帥・三島平八(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)に復しゅうを遂げるため戦いに身を投じていく姿を描く。幼いころから武術を学び、タイ映画「トム・ヤム・クン!」などにも出演してきたフーは、今回が映画初主演。原作は世界的人気のゲームなだけに、「昔からゲームをやっていたから、風間仁のことももちろん知っていた」。それだけに、役が決まったときは「うれしくて奇声を上げて、車を運転していたからスピードも上げちゃったよ」と振り返った。劇中には本物の格闘家も多数出演しており、自身も武術の達人であるフーは「彼らはプロだから、長いアクションシーンも一気にワンカットで撮影できてしまうんだ。普通のアクション映画だと、細かくカットをつないだりするけど。だから、逆にやりやすかったよ」と話した。
劇場公開は日本が世界で一番早く、フーも「とってもエキサイトしている。皆で力を出しきって作ったから、楽しんで」とアピール。壇上で華麗な回し蹴りを次々と繰り出すサービスで観客を沸かせた。
「TEKKEN/鉄拳」はワーナー・ブラザース配給で3月20日全国公開。
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