ニコール・キッドマン、ロマコメ2作に連投でキャリア立て直し
2010年3月3日 11:29
[映画.com ニュース] ニコール・キッドマンが、新作ロマンチックコメディ「ザ・ウェディング・ドクター(原題)」に主演することが分かった。
米ニューヨーク・マガジン誌によると、同作はウィル・スミスが恋愛カウンセラー役を演じた「最後の恋のはじめ方」(05)の女性版といった趣で、キッドマンは結婚前のカップルを対象にパートナー関係のアドバイスをする分析医を演じる。クライアントで結婚間近のある男性と出会った彼女は、自分の方が彼と相性がいいと確信し、婚約者から彼を略奪しようとする、というストーリーのようだ。
キッドマンはこのほかにも、アダム・サンドラーとジェニファー・アニストンが主演する新作ロマンチックコメディ「ジャスト・ゴー・フォー・イット(原題)」にカメオ出演する。
06年に「ハリウッドでもっともギャラの高い女優」ランキング第1位に輝いたキッドマンだが、冒険ファンタジー「ライラの冒険/黄金の羅針盤」(07)やSFスリラー「インベージョン」(07)、アドベンチャー大作「オーストラリア」(08)など、近年は主演作が興行的に芳しくない。今年に入ってから、キッドマンはアンジェリーナ・ジョリーの敏腕マネージャーとして知られるゲイヤー・コジンスキーが会長を務めるメディア・タレント・グループと契約を交わした。今回報じられた2本のロマンチックコメディへの出演も、キャリア立て直し作戦の一環かもしれない。