バートン&デップの「ワンダーランド」に飛び込んだ、新星ミア・ワシコウスカ
2010年2月17日 11:30

[映画.com ニュース] ティム・バートン監督とジョニー・デップが7度目のコンビで製作した最新作「アリス・イン・ワンダーランド」は、ルイス・キャロルの不朽の名作「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をベースに、19歳に成長したアリスの新たな冒険を描くファンタジーアドベンチャー。同作で主人公アリスに抜擢された、オーストラリアの新進女優ミア・ワシコウスカが2月上旬に初来日を果たし、取材に応じた。
今回のアリスは、赤の女王(ヘレナ・ボナム・カーター)によって支配された地下世界を取り戻すべく、“伝説の救世主”として白の女王(アン・ハサウェイ)や帽子屋(デップ)らとともに戦う強い女性。しかし、そこに至るまでには10代の女の子としての迷いやかっとうも描かれる。
「19歳になって大人になったけれど、アリスは自分なりの生き方を模索している最中なの」と語るミア自身も89年生まれで、アリスとほぼ同年代。それゆえに、「彼女の気持ちや、人生の中でどういう場所にいるかということに共感が持てた」と話す。「世間や家族から期待されている自分、そうではないものを求めている自分……アリスはそうしたものの間で、自分を模索している。そういうところはすごく分かった」

15歳で演技を始めてから4年足らず。ワシコウスカにとってハリウッド大作への出演は初めてで、さらにバートン&デップという名うてのコンビの作品に、主人公として参加したことは大きな経験になった。「私から見ると、彼らは本当にツーカーの仲なの。どちらかがひと言発すれば、何を言おうとしているかが相手に伝わる。それにあの2人は、映画の趣味が似ていて、同じような映画やキャラクターに惚れ込み、そして今も一緒に映画を作っている。まるで彼らだけの言語があるかのように、意思の疎通がパーフェクトだった。2人が一緒に仕事をしている姿を間近で見ることは、とても勉強になったわ」
英国名文学を映画化する「ジェーン・エア」や、ガス・バン・サント最新作で加瀬亮と共演する「レストレス」など、今後も出演作が続々。そんな彼女が、バートンとデップが作り出すめくるめくワンダーランドでどんな活躍を見せてくれるのか。
「アリス・イン・ワンダーランド」はウォルト・ディズニー配給で、3月5日に全米公開後、4月17日から日本で公開。
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