実写版「AKIRA」進展 監督候補に「フロム・ヘル」のヒューズ兄弟?
2010年2月15日 12:00

[映画.com ニュース] ワーナー・ブラザースとレオナルド・ディカプリオの製作会社アッピアン・ウェイが以前から進めている、大友克洋のコミック「AKIRA」の実写映画化プロジェクト。監督が未定のままだったが、「フロム・ヘル」のアレン&アルバート・ヒューズ兄弟がワーナーとの交渉に入っていると米ニューヨーク・マガジン誌電子版が報じた。
同作は昨年6月、当初監督に予定されていたアイルランド出身のルアイリ・ロビンソンが降板し、ワーナーが企画を見送ったと報じられたが、その後9月には「アイアンマン」「トゥモロー・ワールド」の脚本家コンビ、マーク・ファーガスとホーク・オストビーが脚本に起用され、再始動することになった。
今回のハリウッドによる「AKIRA」実写映画化は、原作の1~3巻を第1部、4~6巻を第2部として全2部作で製作するもの。舞台は核戦争後の2019年の人工都市ネオ東京から、近未来の“ニュー・マンハッタン”に変更される。第1部は2011年中の公開を予定。
ヒューズ兄弟の最新作、デンゼル・ワシントン主演の「ザ・ウォーカー」は、同じくワーナーの製作で、実写版「AKIRA」の初代脚本家だったゲイリー・ウィッタが脚本を手がけた近未来アクション。6月19日より日本公開される。
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