マット・デイモン最新作「グリーン・ゾーン」一触即発の特報解禁
2010年2月2日 16:51
[映画.com ニュース] マット・デイモンがポール・グリーングラス監督と3度目のタッグを組む主演最新作「グリーン・ゾーン」の特報が解禁された。特報では、デイモン扮する主人公のミラーが、死と隣り合わせの危険地帯に囲まれた一触即発の“安全地帯(グリーン・ゾーン)”で、ニセ情報に翻ろうされ激しい銃弾戦をかいくぐって真相に迫る姿が描かれている。
デイモンとグリーングラス監督は、VFX全盛の現代で生身のアクションと臨場感あふれる演出にこだわり、「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」を大成功に導いた。デイモンにとっては、「ボーン・アイデンティティー」を含むシリーズ全体で世界興行収入9億5000万ドルを稼いだ代表作で、ハリウッドでの地盤を不動のものにした。
今回は、砂漠地帯に隠された大量破壊兵器の所在を追う極秘任務を遂行する部隊に所属するミラーが、国防総省の不穏な動きを察知し、CIA調査官と共闘する。部隊を離れて単独で調査するものの、執ような妨害工作とニセ情報に四苦八苦。それでも、不屈の精神でナゾの核心に迫っていくアクションエンタテインメントだ。
特報でも、グリーングラス監督が得意とするハンディカメラでの活写は健在。「この件から手をひけ」と圧力をかけられながらも、ただひたすらに真実を模索するミラーの姿が映し出される。「あなたは114分間、最前線に放り出される」のテロップ通り、緊張感に満ちたアクションシーンの一端は見逃せない。
「グリーン・ゾーン」は東宝東和配給で、5月14日から全国で公開。