サンダンス映画祭が閉幕 大注目のグランプリ&観客賞は?
2010年2月1日 12:05
[映画.com ニュース] 2010年サンダンス映画祭が閉幕し、1月30日米ユタ州パークシティで閉幕式のセレモニーが行われた。昨年のアメリカンシネマ・ドラマ部門グランプリ&観客賞を同時受賞したリー・ダニエルズ監督の「プレシャス」(4月公開)、ワールドシネマ・ドラマ部門観客賞を受賞した「17歳の肖像」(4月17日公開)が現在アカデミー賞レースで大健闘していることから、今年のサンダンスの受賞作は例年よりも要注目だ。
まず、アメリカンシネマ・ドラマ部門グランプリは女性監督デブラ・グラニクの「Winter's Bone」、ワールドシネマ・ドラマ部門グランプリはオーストラリア人監督デビッド・マイコッドの「Animal Kingdom」(ガイ・ピアース主演)。また、映画祭で一番人気だったジョシュ・ラドノール監督のロマンチックコメディ「Happythankyoumoreplease」がアメリカンシネマ・ドラマ部門観客賞を、ペルー人監督ハビエル・フエンテス=レオンの「Contracorriente(逆流)」がワールドシネマ・ドラマ部門観客賞を受賞。批評家からの評価も高かった俳優マーク・ラファロの監督作「Sympathy for Delicious」はドラマ部門特別審査員賞を受賞した。
主な受賞者は以下の通り。
「Winter's Bone」(米、デブラ・グラニク監督)
▽アメリカンシネマ・ドキュメンタリー部門グランプリ
「Restrepo」(米、ティム・ヘザーリングトン&セバスチャン・ユンガー監督)
▽ワールドシネマ・ドラマ部門グランプリ
「Animal Kingdom」(豪、デビッド・マイコッド監督)
▽ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門グランプリ
「The Red Chapel」(デンマーク、マッズ・ブリューガー監督)
▽審査員特別賞
「Sympathy for Delicious」(米、マーク・ラファロ監督)
▽アメリカンシネマ・ドラマ部門観客賞
「Happythankyoumoreplease」(米、ジョシュ・ラドノール監督)
▽アメリカンシネマ・ドキュメンタリー部門観客賞
「Waiting for Superman」(米、デイビス・グッゲンハイム監督)
▽ワールドシネマ・ドラマ部門観客賞
「Contracorriente (逆流)」(ペルー、ハビエル・フエンテス=レオン監督)
▽ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門観客賞
「Wasteland」(英、ルーシー・ウォーカー監督)
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー