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柴咲コウ、お手製の恵方巻きを「おいひー」と自画自賛

2010年1月31日 14:10

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豚汁のアク取りもお手のもの
豚汁のアク取りもお手のもの

[映画.com ニュース] 小川糸の人気小説を映画化した「食堂かたつむり」の公開記念クッキングイベントが1月31日、東京・丸の内のABCクッキングスタジオで行われ、主演の柴咲コウ余貴美子富永まい監督が参加。料理好きで知られる柴咲は、2月3日の節分が近いこともあって恵方巻きと豚汁を作り、その腕前を披露した。

この日は、同スタジオに通う生徒約50人も詰めかけ、柴咲の一挙手一投足を見守った。視線を一身に浴びた柴咲は、「カメラや人がいっぱいいるところで作るのと家とでは全然違いますね」と緊張気味。それでも、仕事が多忙なとき以外は毎日自炊しているそうで手慣れたもの。恵方巻きも、これまでに2度作ったことがあるといい「やっぱり季節感のあるものが食べたいですよね。工作みたいで楽しいですし、今日は特に愛情を込めさせてもらいました」と終始ご機嫌だ。

完成した恵方巻きは、映画にちなみ“かたつむり”型。余と富永監督が口にするまでは心配そうに見守っていた柴咲だったが、「おいしい!」のひと言でニッコリ。自らも口いっぱいにほお張り、「おいひー」と自画自賛してみせた。それでも、「1本丸々食べるってどう思います? 前に一気に食べたら苦しくなっちゃって」と笑わせた。

恵方巻き作りでは真剣な表情
恵方巻き作りでは真剣な表情

また、2月14日のバレンタインデーについても「意識したことがないのですが、みんなが甘いものを作るのなら、塩辛いものでも作ってみようかな。ジンジャークッキーとか、のどに良さそうじゃないですか」と持論を展開し、料理へのこだわりをのぞかせた。試食をした生徒も「すごくおいしい! 愛情を感じました」「料理は苦手だけれど、これから頑張りたい」と笑顔が絶えなかった。

映画は、失恋のショックで声を失った倫子(柴咲)が、田舎で1日1組だけ予約を受け付ける小さな食堂を始め、その料理を食べた人々に小さな奇跡を起こしていくハートウォーミングな群像劇だ。それだけに、柴咲は「劇中で倫子はひとりでキッチンに立って食材と対峙し、じっくりとゆっくりと料理に取り組んでいます。劇場へ足を運んでください」とアピールしていた。

食堂かたつむり」は東宝配給で、2月6日から全国で公開。

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