深作健太監督、3D版“飼育女優”亜矢乃を「セクシーじゃない」
2010年1月30日 19:55

[映画.com ニュース] 実在の事件に基づいた小説「女子高校生誘拐飼育事件」を映画化した異色シリーズ第7弾「完全なる飼育/メイド、for you」の初日舞台挨拶が1月30日、東京・シネマサンシャイン池袋で行われ、深作健太監督、主演を務める柳浩太郎と亜矢乃が登壇した。
漫画喫茶店長の椛島(柳)と、彼によって監禁されたメイドの苺(亜矢乃)の激しい愛憎を描く。同シリーズ初メガホンの深作監督は、「先輩方がシリーズを通して、時代を切り取る鏡を作ってくれた。メイド文化は自分にとっては未知の世界だったが、今の日本の姿を見ることができた」と語った。3D映像を濡れ場のシーンを中心に用いた同作を、「見世物小屋でのぞきをする感覚。アトラクションとしての映画の楽しみ方を取り戻せれば」とアピールし、「かわいい娘が嫁に行くような気分。ぜひ皆さんに大切に育ててほしい」と感無量の表情だった。
以前からシリーズの大ファンだった亜矢乃は、「出演が決まったときは、うれしすぎてラーメン屋で大絶叫でした」。引きこもりがちの男を演じた柳は、「ひとりぼっちで部屋で過ごした。見事にヒマになって(笑)」と役作りを語ったが、撮影本番では「セリフを覚えるのに苦労して、最終的にはカンペ……」と自ら暴露。深作監督は苦笑しつつ、「舞台を見てホレていた俳優だったので、ゴリゴリオファー」と柳を起用した経緯を明かし、亜矢乃については「僕から見るとあんまりセクシーじゃない(笑)。むしろ少年的な魅力ですね」と語った。
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