山本モナ、プロポーズを「待っています」
2010年1月28日 19:53
[映画.com ニュース] スペインの奇才ペドロ・アルモドバル監督が、彼のミューズであるペネロペ・クルスを主演に起用して描くラブストーリー「抱擁のかけら」の特別試写会が1月28日、都内で行われ、トークショーに出席したタレントの山本モナが「恋愛は数じゃない。どんな経験をしたのか、質が問題ですね」と自身の恋愛論を語った。
14年前に起こったある事件で視力を失い、最愛の女性(クルス)との思い出を封印して生きる元映画監督(「バッド・エデュケーション」のルイス・オマール)が、事件のナゾを握る男との再会を機に、再び愛と向き合う。山本は「男と女が本音でぶつかり合い、幸せを追求する映画。本物の愛って何だろうと考えたくなる」。本能的に愛を求める登場人物に、「素直になりすぎると何かを失ったり、誰かを傷つけてしまうこともある」と過去のお騒がせを連想させる意味深な発言で盛り上げた。
主演のクルスについては、「30代を迎えて、大人の色気がにじみ出ている。同年代の私にとってはうれしい後押し」とニッコリ。タイトルにちなみ、司会者から「最近、抱擁は?」と質問されると、「もちろん! ギュッとしますし、されてもいます」と現在交際中の一般男性との関係が順調だとノロけてみせた。さらに、「そろそろ結婚したい。プロポーズはまだですが……待っています」とアピールしていた。
「抱擁のかけら」は松竹配給で、2月6日から全国公開。