「パラノーマル」のあまりの怖さに、沢村一樹もエロ男爵になりきれず
2010年1月26日 21:19

[映画.com ニュース] 製作費135万円の低予算ながら、全米で1億ドル(約90億円)を突破する興行収入を記録した「パラノーマル・アクティビティ」のジャパンプレミアが1月26日、東京・有楽町のよみうりホールで行われ、オーレン・ペリ監督とプロデューサーのスティーブン・シュナイダーが舞台挨拶に出席した。
同作は、家の中で毎夜起こる些細な変化に疑問を抱いたカップルが、寝ている間にビデオカメラを回したことで、そこに映し出される衝撃的な現象に直面する姿を描くホラー。アメリカではわずか12館でのレイトショー公開から拡大していき、5週目には全米ボックスオフィスで1位を獲得した話題作で、スティーブン・スピルバーグがリメイクを断念し、オリジナルのままでの公開に踏み切ったことでも注目を集めた。
ペリ監督は、全米はじめ世界各国で大ヒットとなった要因について「俳優たちの演技も説得力があるし、とてもリアルに感じられるからじゃないかな。夜寝ているときに何か物音がしたり、何か起こったらどうしようというのは、誰しもありえることだと思うから」と分析してみせた。そして、「日本の方々にも恐がってほしいね」とニヤリ。プロデューサーのシュナイダーも、「僕はJホラー(日本のホラー映画)が大好きなんだけど、この映画には似たセンスがあると思うから、日本の方々にも楽しんでもらえると思うよ」と胸を張った。

また、スペシャルゲストとして優木まおみ、沢村一樹、神田うのも来場し、作品を鑑賞。沢村は「どこまで本当の話なの分からず、いまでも怖さを引きずっている。今日の夜、寝室でひとりなので怖いです。隣に人がいたとしても怖いけど……」と萎縮。上映前は、優木に「怖かったら寄り添ってもいいですか?」と言われ、「怖くないときでもOKですよ」と即答していたものの、実際の鑑賞の席も離れていたことに加えて、あまりの怖さに「もしそうなっても何もできなかったと思う」と、さすがのエロ男爵キャラもすっかり鳴りを潜めている様子だった。
「パラノーマル・アクティビティ」は1月30日公開。
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